自然エネルギーを活用するパッシブデザイン。公共施設でも積極活用
前回は、オフィスへのパッシブデザインの取り入れ方について詳しく解説しました。
今回は、パッシブデザインについてさらに深掘りしていきます。
公共施設への取り入れ方についても触れていきますのでぜひ参考にしてみてください。
自然エネルギーを活用した環境と人にやさしいパッシブデザイン

パッシブデザインとは、太陽光や地熱、風などの自然エネルギーを活用し、
省エネルギーでありながら快適な室内環境を整えるための建築設計です。
パッシブデザインを取り入れることで、
アクティブデザインだけに頼らない環境や人に配慮した空間づくりが可能です。
自然の力を利用したパッシブデザインでは、主に次の5項目について
いかにバランスよく取り入れるかを検討します。
・断熱:例)寒い季節に熱を蓄えられる建物
・日射熱の利用:例)日射熱を冬に暖房として利用
・自然風の利用:例)冷房器具だけに頼らず室温を調整、各部屋の温度を均一に
・日射の遮へい:例)夏に日光による熱を取り込まない
・昼光の利用:例)照明器具だけに頼らずに室内を明るく
パッシブデザインは自然エネルギーを生かすことで建物全体の風通しをよくしたり、適切な温度や湿度を保ったりします。
パッシブデザインを取り入れるためには、建設地の気温や湿度、日照時間、風向・風速、降水量などの気象条件などを整理して方針を検討します。
建築主様の意向や建物内での過ごし方なども考慮しながら総合的に判断します。
具体的なアイディアを知りたい方は、経験豊富な設計事務所に相談してみるとよいでしょう。
公共機関は率先して省エネ強化!パッシブデザインの有効活用も
公共は新築の建築物において2020年までに規模・用途別にZEBの達成に向けて、いち早く動いてきました。
機械技術であるアクティブデザインはもちろん、自然エネルギーを活用するパッシブデザインも積極的に取り入れています。
設備更新にかかる費用を抑えたり、温熱条件を整えた過ごしやすい空間づくりを進めたりしています。
アクティブデザインとパッシブデザインの両方を活かした、未来に本当に必要とされる公共施設は
ますます増えていくでしょう。
省エネを強化した建築物の魅力も、民間事業者や一般の方にますます認知されていくと予想されます。
省エネや室内環境の改善には補助金活用も検討

快適な室内環境づくりと省エネが両立する際には補助金を活用できる可能性があります。
例えば、省エネ性能の高いエアコンの導入の際には、補助金活用により
初期コストを抑えられるかもしれません。
「予算の問題で省エネはハードルが高い」と感じている場合も、選択肢を増やすために
補助金の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
補助金は時期によって種類や条件が異なります。
期限が短い補助金もあるため、興味がある場合や活用を検討している場合には
お早めに専門家へご相談ください。
まとめ
パッシブデザインは公共施設からオフィス、一般住宅まで幅広く取り入れられている建築設計です。
アクティブデザインも合わせて、低予算で導入できる方法からある程度予算をかけながら
ランニングコストをしっかり削減できる方法まで幅広くご提案が可能です。
補助金の活用も含めて、予算内に納めつつエネルギー効率を高められるような
アイディアを提案します。
ご興味のある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。